2011年3月19日土曜日

アイスランド 再考編

帰国後は、地震のこともあり、バタバタと慌ただしく一週間が過ぎてしまいました。今日やっと写真を整理してます。 と、いうことで「アイスランド 再考 編」



アイスランド最後の日の朝、7時頃ニュースで日本の津波を聞きます。ホテルの朝食は皆テレビに釘付け。。。どうしよう、帰れない。焦りました。急いで部屋に帰って持って来たパソコンでヤフーニュースを見たり、旅行会社や日本の友達に向けてメールしてみたり。。電話がまったく通じない状況下でもメールやスカイプが使えてよかった!
 いろいろ調べても、とにかく成田は今閉鎖しているけど、この後どうなるか分からないということは分かったので、明日の朝はコペンハーゲンまでは予定通り飛んでみることに。
その日はとにかく一日中アイスランドでもこのニュースでした。で、先日お邪魔したアイスランド人のお宅で出会った、あさちゃんという日本人の女子(アイスランド在住)と会う事に。
と、その前にすでにトラブルがいろいろあり、結局最後の日に会うという。。。

で、その前にもっかいお友達のお店に。 やっぱすてき。















建物は古い家屋を10人のメンバーで修繕して、作ったお店。屋根に煙突があって、それを見ると古さが分かります。
ここには10人の作家さんが作品を展示しているのだけど、とにかく素材がユニーク。
右の写真、白い編んだようなもの。中は籐で真を作ってあって、あとは紙の紐で編んである、底が不安定な形でころころしているので、オブジェ?と思っていたら、中にオルゴールがしこんでありました。裏側にねじ巻きが付いていて少しずつ回るので、全体も少しずつ回転していくという。オルゴールの音はアイスランド国歌! アイスランド国家って、結構新しいらしく、賛美歌を国歌にしたとかなんとか。ウチの学生が大好きでipod にもいれてますーーとゆってました。
 ここにあるのは白なんだけど、他では黒とか赤があってなかなか素敵でした。

こちらはお友達kristinの作品。底が丸くなっていて、ゆっくりスイングする感じのコップ。あとは指の形にへこみが付いているのが特徴。ほぼ全ての模様が手書きで一点一点違う、いろんな色でころころ揺れて可愛い。
帰りにケフラビーク国際空港いったらここにも売れてる!!
売れっ子作家でした。




もういっちょ、とっても気になっていたもの。
このボールを作ってる作家の作品。
紙で出来たような、ボールやお皿を作ってるんだけど、何で出来ているのか。
丸に見えてるいるのは、ラディッシュ!!薄くスライスしたラディッシュを特殊に乾燥させて着色し、借り重ねてこのボールを作るんだそう。色がなんとも言えない。。。かーなり迷ったけど、ボールタイプは使うことが少なそうなので、お皿タイプのものに。黄緑を買いました。お茶のお菓子を入れるお皿にします。


このお店を後にし、あさちゃんと再会。現地の人に連れてってもらってのスーパーでの買い物、楽しい、、、羊肉アジのスープストックとか、ソースのものとか、レトルトチックなものを色々買いました。アイスランドといえば、トナカイたべるのか、とか、クジラか、パフィン(鳥)か、と思っていたけど、結局一番おいしかったのは羊の肉。とくにスープは絶品!!!なので、羊肉味のスープストック、かなり嬉しかったです。

さて日本人女子あさちゃんとCD屋巡りをしてうろうろしたあと、「うちで音楽聞きます??」ってことになり、ずうずうしくお邪魔。アイスランド音楽どんどん、どんどん出してきて聞かせてくれました。あっという間に夜になり、Icelandic fish &chips を食べに行きました。
魚おいしいもんね、アイスランド。しかしもっとおいしいのはポテト。日本のとはちょっと違ってました。皮が薄いかな。 ご飯の後、ライブハウス バッカスへ。 昼間にいったCD屋さんで彼女の友達に遭遇し、今夜そのお友達がライブをするということだったので、彼女の旦那さんも一緒に行ってみました。
アイスランドでライブハウス!もひとつの目的だったので、最後の夜になんとか達成しました。  ノイズ、でした。マックで音を作ってるところにドラムとかベースの生音が載ってく、というかんじでしょうか。CD屋さんでお友達に会ったときも、「どんな音楽??」って聞くと「実験的なことをやるから、おもしろいかどうかわかんないよ」といっていたみたい。。確かに。。



ところで、アイスランドの音もよいのだけど、CDジャケット、どれも素敵。アイスランドは小さい国だけど、表現することが好きな人が多いらしく、絵を描いてる人も多いみたい。
そしてほぼデジパックだけど、時々ブックレットになっていて、素敵なジャケットに仕上がっているものがあり、それだけで手に入れたくなります。
そしてものにより、CDが安い! かわいいジャケットの安いCDを発掘していました。

ちなみに今回の旅でCDは二人で20枚近く入手。更に先程のあさちゃんからの頂きモノもあり、26、7枚になったでしょうか。


暫くはアイスランド音楽漬けです。

2011年3月11日金曜日

ついにオーロラ!

火曜日。昼間は朝からゴールデンサークルツアーに参加。レイキャビックから北東の方に集まっている見所を回るツアー。ホテルに迎えにきてくれるのは「フライバス」という、乗り合いバス。そのバスがツアー会社のバスターミナルまでつれてってくれて、そこでチケットを買って乗り込む。


地球の割れ目ギャウのみれるシンクヴェトリル国立公園。アイスランドには大陸プレートが二つに分かれている場所があり、その境目が少しづつ広がっていて、(年に1、2センチ) ので、アイスランドの地形は少しづつ広がっているそう。その割れ目のある公園、今回は雪もつもってすごい景色。


さらに「黄金の滝」の名をもつ「グトルフォス」 。どうやらアイスランド語で「フォス foss」が滝の意味らしい。
超でかい滝でした。これも周りが雪だらけのため、より幻想的でした。

ここではランチタイムがありましたが、このグトルフォスカフェで出しているスープが!!!!
ランプスープ(羊の肉のスープ)が絶品です、アイスランドはスープもごちそう、ということでパン付きで1000円前後で楽しめるグルメです。あちこちでスープを飲んでどこもはずれなくおいしかったけど、ここのが最高でした。

滝の後は間欠泉「ゲイシール」 20mぐらいのお湯が数分おきに吹き上がるところです。
周りもあちこち熱湯がわいててもわもわと湯気が。

アイスランド初の協会を訪ねたり、ネーシャヴェトリル発電所にいったり、ここの発電所は三菱が関わっているらしく、アイスランドの地熱を利用した発電所でした、全てが最新設備!

夜はオーロラツアー。

一回目のツアーはみれませんでした。4時間ぐらいレイキャビック郊外に出て待ったけども、結局1時ぐらいにかえってきましたが、みれず。。昼間の天気もよく、雲も少なく、外はマイナス9度と条件はよかったけども、みれてない。
みれないときはセカンドツアーがある、と聞いてたけどホテルのフロントから問い合わせてもらってセカンドツアーを、というと、夕べはみれたのでセカンドツアーはないです、、といわれ。同じようにホテルのフロントに昨日一緒にオーロラツアーに参加したドイツ人のおばちゃんも、「いや 昨日はみれてない!」と一緒にうったえたけど、だめだったので、
今度はツアー会社を変え、もう一度申し込み。ちなみにツアー代は4900円。かけのような投資、でもいかなきゃみれない、、、ということで再チャレンジ!

2回目は、みれた!
またマイナス9度の気温、風はないので体感気温はそこまで寒くないのだけど、なんせオーロラが出るまで外でつったってるので、寒い、、、じわじわ足先から冷えてきます、チョコを食べまくりながら待つと。。
山際にうっすら白いものが。カメラのシャッタースピードをバルブにして20秒ぐらいでとってみると緑の光がうつりました。これがオーロラ。 肉眼でははっきりわかりませんが、カメラはこの光をきれいに残してくれていました。

2011年3月8日火曜日

レイキャビック

レイキャビック2日目
町のお店巡りをしました。 CD屋さんが楽しいです。

それから昨日のアイスランド人の友達のお店にもいってきました。10人の女性アーティストが集まって作ったお店だそうです。いろいろな素材を使ってものつくりをする人が集まり、店番もその10人で交代でやってるそうです。どれもカラフルで素敵です。
皮を使って鞄やアクセサリーを作るアーティストがちょうど店番をしてて、いろいろ教えてくれました。サーモンとか、オオカミ魚の皮を使って鞄とかを作ってます。どれもほしい!

http://www.kirs.is/shopping.htm

ショップサイトは↑

このお店があるあたりは他にも陶芸のギャラリーショップがあったり、アンティークショップがあったりとおもしろいエリア。みて歩くのが楽しいです。
さらにスーパーや酒屋さんなどもあり。。。寄り道だらけで足が棒です。でも6時にはこれらのお店閉まってしまいます。
アイスランドはお店はだいたい6時締まり、あとは町に飲みにでるんだそうです。夜中の方が人が多いのかも。

2011年3月7日月曜日

レイキャビック1日目



ロシア上空の飛行機の中から。山にある雪がくっきり見えました。ハバロフスク上空あたりが一番山がはっきりしててきれいでした。





















アイスランド2日目、ブルーラグーン近くのホテルをあとにし、レイキャビックへ。アイスランド人の友達が迎えにきてくれました。レイキャビック郊外に住む陶芸家とヘリコプター操縦士の夫妻です。
この人たちにとってもこのレイキャネース半島は景色が良くて好きな場所らしく、主要道路でなく、南の湾岸沿いの道を走らせてくれました。
道のあるところ意外は全て溶岩でごつごつした台地に少しこけが生えてて,木が一本も生えてない真っ平らな台地、遠くに海が見えるのでいってみました。アイスランドにきてから毎日恐ろしい強風。今日もすごい風でした。海も日本海みたいな波。

所々、煙が出てるところが。聞いたら温泉ということです。
日本の地獄谷というかんじです。硫黄臭の温泉、80度から100度のお湯が流れているらしく、危険マーク。

レイキャビックについてホテルにつくと、夫婦と別れて週末のフリーマーケット、kola portioへ。アイスランドのお土産のノルディックセーターを安く買えると聞いたのできてみました。普通の人のフリマコーナーあり、アンティークあり,古本あり,食料品の市場ありといったかんじでした。
セーターとアイスランドミュージックのCD5枚、(一枚200円!)とノルウェイ産、父の日記念の限定生産らしき絵皿を買いました(100円!)  あと肝のかんずめとか。
クジラ肉とか、馬肉とかいろいろ面白いもの売ってました。
ホテルのある場所が、レイキャビックの中でもメインストリートらしく、お店はほぼこの辺りに集まってるようです。アイスランドミュージック扱うおもしろいCD屋さんあったり、セカンドハンドのお店もなかなかおもしろそうです。
物価も今は日本と同じかんじです。 ホットドック300円、コーラ170円、ってとこです。スーパーは6時半にはしまっちゃうみたい、果物がやたら高くて、野菜は缶詰めも多いです。トマトとキュウリは冬でも作ってるらしく、これだけは食べれます、ホテルの朝食の野菜はこれだけ、レタスとかみたことないです。

夕方、さっきの夫妻が迎えにきてくれて、プールに行きました。レイキャビックには至る所に温水プールがあります。娯楽施設があまりないらしく、海にもあんまり泳ぎにいったりしないらしく、みんなはプールを公園のように使っているみたいです。泳ぎにきたというよりはお湯に使ってだらだらおしゃべりする、といったかんじ。普通のプールは20度ぐらいの温水でしょうか、あとはところどころにお湯のポットがあって、40度、42度、44度など熱さが違って、そこであったまります。時々プールで泳いだり,スチームサウナに入ったりしてだらだらといるみたいです。夜も10時ぐらいまでやっているらしく、星をみながら夜もそこで過ごす、なんてこともしてるみたいです。360円ぐらいかな、入場料。

プールの後は、夫妻のお家でご飯。暖炉のあるおしゃれな家です。北欧デザイナーの照明や、椅子とかいろいろで、おしゃれなショップみたいです。典型的なアイスランド料理を、とお願いしてたら、羊のグリルが出てきました。足一本分。ソースをかけて食べましたが、おいしかった!あとはセロリとマスカットの炒め物。意外な組み合わせだったけどなかなかおいしかったです。

友達の陶芸家はレイキャビックに他のいろいろなアーティストとともにショップを持っているとのことで、月曜日はそこにいってみます。アイスランドデザインってなかなか有名になりつつありますが、シルバーやガラス、陶器や革製品などおもしろそうなものがありそうなお店で楽しみです。

2011年3月6日日曜日

強風のブルーラグーン

いよいよアイスランド到着です。
4日(金)のお昼に成田を出て11時間のフライトでまずデンマーク、コペンハーゲン到着。セキュリティーチェックをして、パスポートチェックをしたら、意外とあっさり空港の外に出れて、メトロにのって町の中心までいってみました。乗り継ぎまで自由時間は1時間半といったとこでしたが、なんせ市内までメトロで15分!ただ電車で町の様子をみるだけでもたのしーーと思って目的はなく中心部へ。適当に歩き回りましたがストリートと途中の協会とか古いビルをみて回りました。
どうやら物価は結構高いです。免税店のタバコも日本とくらべるとかなり高い。

フランフランみたいな格安の雑貨屋さんでTシャツ購入。色がなんともいえません、こっちのデザインって。
また空港に戻って今度はアイスランドエアでアイスランドまで。日本からだとスカンジナビアエアラインでコペンハーゲン乗り継ぎか、フィンエア(フィンランド)でフィンランド経由で乗り継ぎ、というルートが一般的みたいです。
およそ3時間のフライト。ケフラビーク国際空港へ。ここの空港も夜中に到着でお店が全て閉まってたのでよくわかりませんが、ベストエアポートになるくらいすてきな空港らしいです。

ホテルはブルーラグーンの近くのホテルに。夜中1時過ぎになったので寝ました。天気が悪く、オーロラはみれず。。。。

朝、強風の音で目が覚めました。風と雨が尋常じゃない。今日こんな風の中、ブルーラグーンにいくのか、と思いましたが意を決して向かいます。







ブルーラグーンは天然温泉なのですが、硫黄のにおいで、水色のお湯の色、海の入り江みたいなかんじの露天温泉です。説明しにくいですが、すんごいきれいな温泉です。
さすがの強風で、お客さんもへんなテンションで、さむいんだけどがんばって温泉に出て行きます。温泉はぬるいとこもけっこう多く、みんなあったかポイントを探しつつ、温泉を楽しんでました。
サウナもあったり、ランチしにいったんレストランに出たりしてまた、入ったりと一日中過ごせるかんじでした。白い泥が箱に入ってたり、場所によって岩の下にかたまってたりするんだけど、ミネラルが豊富らしく、顔に塗ったりしてすべすべを狙ってみました。

夜も天気は引き続き悪く、、、でも夜ごはんはホテルのレストランでおいしい魚を食べました、満足。朝食のバイキングもスモークサーモン食べまくりです。

それにしても今日のブルーラグーン、ハードコアでした。送迎の車からラグーンにいくまでの道、本気で吹き飛ばされそうでした。東海道中の箕をかぶって吹き飛ばされそうな人ぐらいでした。

さて日曜はいよいよアイスランドの首都レイキャビックです。アイスランドの友達が迎えにきてくれて、フリマにつれてってくれるようです。