2012年1月23日月曜日

作品展ご案内(1月23日)


次回作品展のご案内です。

周藤香織 陶展 「明日の色」

2012年2月23日(木)〜3月3日(土)

Ms ギャラリー12番丁(和歌山市12番丁10)


「お茶道具、テーブル小物、花器を中心に。
今回は金沢の金工作家玉置さんのカトラリーも
登場します。」



久しぶりの和歌山での作品展です。3年ぶりでした。環境の変化もいろいろありましたが、なんとか作品作りを続けてこれました。
いろんな所で出会う色で、その時の気分がいろいろ動きます。自分自身が色にどう気分を動かされるか、そして私の作品が周りの色とどう遊ぶのか、毎回実験になります。

お茶を習い始め、ますますお茶の道具作りが楽しくなりました。お茶会が出来る空間作りも考えてみたいと思います。

期間中はほぼ在廊予定ですので、ぜひお越し下さい。

2012年1月15日日曜日

実験的台所(1月14日)



おうちに貰い物の紫キャベツがありました。切ってみたら固かったのでゆでてみました。すると、、、、きれいな紫!湯で汁もめちゃ紫!きれーー。何かに使いたいな、なににしようか、、、、、紙とか染めてみる??とちょっと試してみました。

先日のテレビでスタンフォード大の先生が阪大でやったワークショップ、ちょうど見てました。あのワークショップで、先生は「ゴミ箱にあるものでなにか新しいもの作れ」みたいな課題を出してました。みんなはグループになってあれこれアイデア出してました。 ってな話をさいさんしたあと、相方さんに「この紫キャベツの有効な使い道を考えよ。」と課題を出し、二人で結局食べれるものを染めてみよう!ということになり、ゆで卵を染めてみることにしました。きれいな紫の卵。。と妄想しておりました。
次の日実験開始。。朝起きると、相方さんがすでにゆでたまごを準備していました。さっそく紫キャベツをきざんで一緒にゆでてみました。しばらく放置して鍋を見ると、、、「!!!」
紫じゃないーーーーっ
不気味な色になってました。多分たまごの成分に反応した??青緑みたいな、特撮ものの怪獣のような色になってました。多分究極に食欲をそぐ色。。。
卵を半分に割って黄身が出ても、不気味。。。。食べ物じゃない。。

「この色の変わったたまごの使い道は。。。」 「多分ー、この色ってー食欲そぐじゃない??ダイエットにいいんじゃない??」 ということで、最近食べ過ぎな相方さんに、ご飯食べるときにちらちら視界に入るようなところにこの卵を置いてみました。 おいしいと思って食べてないと、消化あんまよくないですよね。たしか、ダイエットするのに食べ物をみんな青にしたら効果あった、とかいう話をどっかで聞いた気がするんだけどーー。 色による刺激が消化にどのように影響を与えるのか、、、これは実験のしがいがある!
 さて、紫キャベツの有効な使い方は、「ダイエット食」へと変わっていきました。


最後の卵は以外とアートに仕上がりました。殻付きで染めたバージョン。なんかに使えそうな、写真だよね。。。

2012年1月10日火曜日

次の教室 (1月10日)


次回の陶芸教室は。
1月22日(日) 13;00から
宍道の作業場にてです。定員5名。
今回は、カップ&ソーサーを作る。 カップは紐作りで、取手をつけるのがポイント。ソーサーは板状の粘土を好きな形に切り抜いて作ります。

参加費 2500円。 お申し込みは電話かメールでお願いします!





最近、ポット続々出来てます。最近は口が小さいのが好みみたい、、、、お友達の結婚のプレゼントに、というオーダーでいろいろ楽しんで作ってみてます。

洗いやすいこと。これ以外と大事。手が口から入るように大きめのふた、これ大事。

2012年1月1日日曜日

ZEN style new year (1月1日)


あけましておめでとうございます。

今日は朝6時起き。お寺のお正月は朝からお勤めがあり、そのときにお膳がいります。本尊様、位牌堂、仏壇と3カ所にこのお膳を朝晩と準備します。3日間、朝と夜準備します。夜の膳も炊きたてのご飯出さなきゃなので、ご飯を炊くタイミング考えなきゃです。

お正月朝の膳。
お雑煮、、これも出雲のお雑煮です。具は岩のりのみ。この海苔は出雲市平田の十六島でとれる天然岩のりです。超ブランド海苔です。

きんかん、黒豆、くりきんとん、、、、縁起物でしょうか、くりきんとん、栗も家で取れた栗です。初めて作ったけど、以外にうまくいきました。

お漬け物。 津田蕪漬け。津田蕪も島根だけかな?紫色の小さめの蕪。つけもの用の蕪です。

朝のお膳はこんなかんじでしたーー。夜の膳は、お味噌汁、ご飯、煮しめ、酢の物、漬け物、です。難しいのは素材がかぶっちゃいけないこと。といっても煮しめも一回に3種盛りつけるので二日で6種類3日で9種類!なかなか素材探しが難しい。



お正月の生け込み。こんなかんじになりました。
お正月はやっぱり縁起物で、使う花材もなんとなく決まってるみたいですね、、、お花を習ってる訳ではないので、花屋さんにいってみて何が使ってあるのかチェックします。

松。 背が高くてすっとしてるので、お正月にぴったり、必需な気がします。
老梅。 黄色っぽい小さな花が咲く枝です。うちで咲いているものです。いつもお正月の時期に咲くのでちょうどいい花です。
万両。 千両万両って、どっちがどっちだったか忘れました。。。赤い実がついてるやつです。葉っぱの感じが千両と万両では違うみたい。これもなんとなく縁起がいいかんじです。
葉牡丹。 紫キャベツみたいなやつ。これもお正月によく使いますよね、色がきれいです。白っぽいやつもあります。

お正月にはいろんなルールがある、食材にしても花材にしても。自分でやってみるとなんでそうなんだろう、、、とか「いわれ」を聞いてみたりするのも結構楽しいです。
一年に一回だもんねー。張り切って準備したいものです。

making SOBA (12月31日)


31日大晦日は大仕事があります。「そばうち」です。相方さんがそば打ちが好きで、そのお手伝いです。自分ちのもあわせて8家族分のおそばをうちます。8キロうちましたー。

まず、そば粉と小麦粉を8:2であわせてふるいにかけて、コネ鉢に入れます。水はその日の湿度温度で変わるそうですが、今日は1キロの粉に450cc。ゆっくり少しずついれながら粉を混ぜ、そぼろ状にしていきます。そのうちだんだんまとまってくるので、まとまったものをこねます。これも土を練るように、こねこね、、、、しばらくすると艶がでてきます。そしたらコネ終了。
次はそば打ちです。のばしてのばして、四角い一枚にしていきます。写真は師匠のそばうち、、紙みたいに薄くのびてます。なおかつきれいな四角。これが大事です。
最後はそば切り。相方さんかなり上達して写真のように、美しく、、、、。
出雲地方で作ってるそば粉で、最後の一キロは数年前に開発された「出雲の舞」という品種だそう。
お昼から夕方までかかって、やっと終了。そこからは「そばや糸賀」の配達がはじまる。。そばを打たせてもらったお家で野菜もたっぷりもらったので、おそばとともに野菜も配達。おそばに入れる「はま大根(辛み大根)」もセットにして、7件のおうちに配り歩きました。
そしてお家について、うちでもおそばたべましたー。大晦日の日、朝からおせちの準備、そしてそばうちと立ちっぱなしの仕事でくたくたでしたが、それでも最後のそばのお届け
に実家までひとっぱしり!妹家族も帰ってきて、みんなそろって実家で大晦日を越しました。3人兄弟が倍になって、子どもも増えてわいわいにぎやか。くたくただったけど、本当にいい年越しでした。 そこから帰ってお正月用のお膳につける煮しめの用意。お正月は朝6時半にはお膳の準備です。