2017年10月25日水曜日

東京で見たかったもの

資生堂ギャラリーで、コズミックワンダーの展覧会があったようで、頑張って駆けつけたけど閉店五分後ではいれず。。。仕方なくお菓子を買って帰りました。
お水取りをテーマにして、紙を素材にいろいろ作った展示のようで、石見の和紙も使われているのだとか。で、興味ありだったのですが残念。
そう思っていると、来月から石見のグラントワで、コズミックワンダーの展示がある模様。気になります。
紙がちょっときてます。和紙。
台風の日には島根の仏像展見に行きました。よしくんは、のんのんっと拝んだり怖がったりでした。
最近お寺の器洗いをしてまして。。もう50年ぐらい使われてなかったものみたいですが、この度お寺のイベントで精進料理を振る舞うことになり、この器たちが日の目を見ることになりました。
5種類の器を30客づつ揃えてるとこで、汚れてるし痛みもあって選びながらの作業です。
しかし、やっぱり塗りものいいです。木目がうっすら見えて、削った感じもあって、そして軽くて。

2017年10月21日土曜日

夜の茶会

田部美術館で、茶会がありました。茶の湯の造形展のこれまでの受賞作を実際に使った茶会で、プロデュースは安食ひろ先生。夜なのにたくさんの人が来ていました。
テーブルを使った立礼式でした、大きなテーブルに乗った風炉、水差、健水とどれも変化に富んだ形で楽しい。特に三原研さんが、花器として作られた作品は風風炉に転用、かなりかっこいいです。
お菓子は木佐清月堂さんの栗きんとん。お皿は船木さんのスリップウエア。
こういう企画は本当に求められてるんだなぁとつくづく思いました。お茶の好きな人達が集まって挨拶しあって、社交の場なような。安食先生なようなアーティストが主体でやる事の意味が感じられました。
一緒に行った陶芸家の梶村さんとは、民家の話や猪口の話で盛り上がり、喋りすぎて帰ったら喉がかれ、声が出なくなりました。。。梶村さんの猪口コレクションをみせてもらうことになり、楽しみです。

2017年10月8日日曜日

出雲民芸館2

筒描き染めで作られたものの主なものに、嫁入り支度なものと、孫ごしらえ、というものがあるそう。嫁入りに使われるものとしては長持ちに掛ける布と風呂敷があり、めでたいモチーフや家紋を入れるとのこと。
孫こしらえとは、嫁ぎ先で子供が出来たとわかると実家の方からお祝いに送ったもので、おんぶ紐や湯あげという今のバスタオルのような役割のもの、布おむつが藍染めで作られ贈られていたそうです。
布の右上だけ赤いものがありますが、それが湯あげ。赤は魔よけの意味があったり菌を防ぐ効果があったようで、目の周りを拭いたり顔を拭くための赤い部分なのだとか。
他にも、酒樽やお膳など見せてもらいました。お重もフチに螺鈿が施され豪華です。

出雲民芸館

出雲民芸館に行ってきました。山本家の婚礼道具に興味があっての訪問でしたが、出雲の筒描き染めの展示が思いのほか素晴らしく!