2014年1月5日日曜日

新年!(1月5日)

大晦日の31日には毎年恒例のそば打ちをします。親戚の叔父さんちで作られたそば粉を使ってのそばうち。私はいつも捏ね役に徹します。去年の失敗を生かし、今回は急いでやらない。ちゃんと粉の声を聞く、が私のテーマ。 、、、というのは、そば粉に少しずつ水を加え、全体に行き渡るようしっかり混ぜていかないといけないのですが、水加減も入れながら微妙に調整し、水を含んで丸い固まりが出来だした跡も混ぜ続けていくと、途中急に、どすん と全体が重くなるのです。そのタイミングを見て、まとめて一つにし、菊練りをしていきます。今回は6キロ打ちましたが、全部のばした時に切れない、いい感じの生地に仕上がりました。

 師匠はすいすいのばしてます。
 切る人もだんだん細く切れるようになりました。
このあとご近所と親戚7軒分のおそばを、「おろちだいこん(辛み大根)」をつけて配って歩いたのでした。

31日の夜から正月3日間の私の仕事は、このお膳を作ること。
本尊さん、位牌堂、仏壇と三カ所に朝夜とお供えするお膳です。
汁碗、飯椀、壷(まんなかの)、高杯(漬け物を入れる)、丸椀(左上、煮しめを入れる) と決まっているのですが、メニューを考えるのがけっこう大変。同じ物をしてはいけないので、漬け物でも毎回違った物を、しかも新しいものを入れるということで準備がいるのです。
 
 が、無事3日間終わりました。今回ヒットしたのはこんにゃくの煮しめ。こんにゃくって味が入りにくい食材ですが、「先にちょっといためてから煮るといいよ」と聞いてやってみると。。。いいかんじに短い時間でも味がはいってました。

年初め、たくさんテレビもやってますが、「ごちそうさん」のダイジェスト版を見て、びっくり。おもしろい!!結構見所たくさんです。着物も楽しいし、天満の市場の雰囲気もおもしろいし。夫婦の愛情も素敵。家を出ためいこさんを旦那さんが迎えにくるシーン、、、、朝から号泣してしまいました。
あと印象的だったのは40匹の鯛がお姉さんの意地悪で台所にどっと届くシーン。鯛から、「腐らせんといてー」や「上手に食べてー」という声が聞こえるーーーと魚の始末の仕方を師匠に聞きにめいこさんは飛んでいき、鯛の料理本を貸してもらって、40匹の鯛をきれいに、最後はダシまでとって始末する、というシーン。すごい面白かったです。

そしたら、、、年明けに「かもといのししとフナがあるから、とりにこーい」と近所の方から℡があり。前回はさばいていない、丸ごとの鴨を渡されたんで、「まさか、、、」と心配してましたが今回はきれいにさばいたものを頂きました。
さらに次の日。 「フナがたくさん取れたからー」とまだ生きたフナを3匹、近所の人が持ってきました。一人で留守番している時だったので、どうしよう、、、とりあえず洗面器に入れよう、とお水入れた洗面器にフナを放すと、バッシャバッシャ暴れ、洗面器の水はほぼなくなってしまい、慌ててバケツに変え。。   そうこうしているとフナから「くさらせんといてー」「大事に始末してー」という関西弁と目が。。。。こわい。。。
無事一匹は他にも貰い手が出来、フナ汁になったそう。うちはお刺身になりました。ちなみに私は川魚は苦手。フナはたべれません。。

着物も来たし、ちょっと「め以子」な正月でした。

3日からユーカリ荘で「サクラ色を楽しむ器たち」 というタイトルで器展スタートしました。
 

今、自分の仕事場(窯場)の壁も、ペンキを塗りつつあります。横の壁なのですが、正面は青系に塗ったので、横はピンクだ!と、この器みたいな淡いピンクで塗りだしてます。
いろんなピンク系をブロックに塗る予定。ゆっくり少しずつ楽しみつつ進める予定です。

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