2014年11月3日月曜日

乙女茶会2(11月3日)

 
乙女茶会用茶碗、続々出来てます。
イングリッシュガーデン内の園芸ルームにしつらえられた茶席では、
約60個の茶碗を選んでお茶を飲んでもらえます。迷って、なかなか選べ
ないでしょうが、楽しんでお茶碗を選んでみてください。 
お茶の世界はただお茶を立ててのむというシンプルな作業の中に
たくさんの楽しみがあります。
その中でも道具をどう取り合わせるのか、という点が楽しみの一つ。

今回の茶席はデザイナー安田陽子ちゃんの作り出した空間に会わせて
お手前をする道具も考えてみました。

乙女、松江 をキーワードに安田さんが作ったのは大きな椿のオブジェ。
茶席の正面に大きな大輪の椿が作られる予定です。

椿がメインの花 という茶会ということで、ご相談をさせてもらった米子の陶芸家梶村自得さんは、椿の木から茶杓を作ってくださいました。
椿の木はとても水気が多い木で、削りにくいのですが、なんとか面白い枝の曲がりを使いながら出来たとのこと。冬でも葉を落とさず、花のない冬の時期にいち早く春を知らせてくれる椿の花は、庭木として人気の花です。日本のお家の庭にはたいていあったものです。今回作ってもらった茶杓は、ご近所さんのおうちの庭にあった椿の木を切られたとのことで、その枝をいただいて作られたものとのことです。
椿の木は水気の多い木であったことから、火事になっても燃え広がらないということで庭木として定番になっています。

今回絵付けをお願いしたイラストレーター朝倉さんは、自然や粒子、水玉をモチーフとされています。そういったことから、「水」ということもキーワードとして考えてみます。

椿と、水と をテーマに今道具の取り合わせを考え中です。




そして 10月28日から12月6日まで
「鉄の彫刻美術館」 奥出雲町三井野原 で作品展スタートしています。
紅葉のいい季節となりました。久しぶりにいった、高原カフェ(彫刻美術館併設)では
モーニングもスタート。ピタパンに牧場の牛乳などこだわり食材を使ってます。

天気のいい日、ぜひのぞいてやってください。11月にはおそらく横田でそば祭りもやってますので、そんな理由も付けて奥出雲を楽しんでください。

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