2011年6月5日日曜日

笹まきだよ!6月は。(6月4日)


笹まき祭り はじまってます。
糸賀家では 毎年笹まきに明け暮れる一週間があります。

ついに先週の金曜あたりからはじまった!

今年はついに参戦。
お母さんは山へ笹取りにいき、、、
笹の葉を一本一本ばらします。
さらにおもちをまくやわらかい葉っぱを選別。のこった茎の部分も選別して、これはもちに突き刺す棒になります。
仕分けがおわったところで、餅米を近所のお豆腐屋さんに。お豆腐屋さんで米を水と一緒に引いてもらって、布で水分を落とすと。。。。白い粘土のような、、(ほんとに磁器土みたいなんです!!) この粘りもなにもないぼそぼその白いのがゆでるともっちり、すんごいもっちりのお餅になる。。。衝撃です。

昨日は一日で100本まきあげました。笹の葉は一番柔らかいのを「はだこ」(とお母さんよんでます)として、お餅を巻きます。写真は「はだこ」を巻いた状態。
そのあと葉っぱ4枚を組み合わせて 巻き上げる。これが難しい。というか、美しく巻き上げるのが難しい。。最後は「い草」で巻いて止めます。この「い草」もその辺からとってきたらしく、材料集めの達人だなあとお母さんには感心します。

もくもくと一日巻き続けましたが、まだ始まったばかり。トータルで600本以上作るらしいです。

それをどこで消費するのか。 すべて「人にあげる」んだそう。いつも貰い物をしてもお返しが出来ないから、こんなもので日頃の感謝を返すんだそうです。そしたらもらい人も毎年楽しみにしていてくれるので、やめられないんだそうです。
よし!私も笹巻き番長になって、そのうちみんなに送りまくろう!と意気込んで、修行中。


最近「糸賀家歳時記」を付け出したのですが、今日も書き込みました。


夜 お茶のお稽古に。笹まきの話で盛り上がりました。初 「濃い茶」の手前をやってました。濃い茶は茶杓に3尺と茶入れにいれてある茶を全部入れるという、超濃い ものです。
お茶を「立てる」でなく、「練る」だそうです。
立てかたも薄茶のように「しゃかしゃかーー」と茶筅を泡立て器のように回転させるのではなく 「い」の字 「り」の字 を描くように茶筅を動かし練っていくのです。

それにしても、黒い楽茶碗に深緑のお茶。目にはとっても鮮やかです。
 今日はどこまでも緑色 の日。

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