2012年3月5日月曜日
和歌山茶会(3月4日)
和歌山での作品展、無事終了しましたーー。たくさんの人に来ていただき、改めて続けてこれたことに感謝しました。
搬出も手伝ってもらって無事終わり、、、そして次の日。
素敵なお茶会に招かれました。
待ち合いはこんなかんじ。
黄色の手あぶり火鉢。菊と桐(黄色のところが菊の花、緑のところ、桐の紋にくりぬかれています。紺色の毛氈によく映えてます。
タバコ盆(左側の)も素敵です。
さて茶室に入ると、、、、あっ!
香合。先日お買い上げいただいたものでした。銀色の釜敷きにちょこんとのって、なかなかいいかんじです。
掛け物は淡路島の書家、南岳先生のもの。書いた書を切り張りしてある、ちょっとかわった書です。
柱にかかっている掛け花は辻村史郎さんのもの。素敵でした。
濃茶も薄茶もいただきました。濃茶は上口愚郎さんという作家さん、昭和の奇人だそう。
薄茶は大野鈍阿さんという作家さん、黒の楽茶碗でした。
どちらの方もお茶の世界ではよく知られた数寄者とのこと。私、初めてお名前も聞きました(汗)
お茶が好きで道具もコレクションしておられるお客さんの自宅でのお茶会でした。
香合は小さいけれど、以外と床の間を飾って注目される茶道具の一つ。炉の炭をいれる「炭手前」を省略するときには、床に釜敷きを敷いた上に香合を置く、という約束があります。
この香合は、チョコレート菓子からかたちをイメージして作っています。高麗白磁の釉がつるっとしてお菓子っぽいです。
一緒にこのお茶会にお邪魔したのは、吉川ちささん。数日前まで和歌山近鉄百貨店で作品展されてました。書の面白いのがみたい、とリクエストしていたら南岳先生の書がかかっていました。
和歌山最終日にいい体験ができました。
2時から夕方までのお茶会を終え、一路島根へ! 夜中に到着しましたーーー。
無事帰国。信号なくって、島根ってストレスないわーーと今日はしみじみしていました。
作品展の様子は、またあげます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
香合ってこうやって使われるんですね!?
今更ながら勉強になります!!!
てっきりお香を携帯するためののモノだと思ってました(^_^;)
無知でオハズカシイ・・・。
もっと日本の文化を勉強しなければ(T_T)
炭を炉にいけるところを見せる「炭手前」のときには、香合は炭の入った籠にちょこんとのせるんだよね、なので、以外と安定感が必要。。。お茶やってみて初めてわかることってあるよー、使い向きにあった「かたち」って。
コメントを投稿