2012年9月28日金曜日

陶箱作り(9月27日)

大きなボウルと大きいお皿が嫁ぎます。並べてみると、これにいろんなお料理乗せてパーティすると、きれいだろなーと。どんなお料理がのるのか、想像するのも楽しいです。多分土ものやガラスなんかとも、けんかせず、でも引き立った存在感でテーブルを占めてくれそう、、、、。

今月の教室の作品は「蓋物」。皆さんどんなものか想像ができないとのことだったので、昨日の生徒さんの作品(一番右) 本体と蓋を作ってもらって、周りに色絵の具で装飾してもらいます。蓋物は合わせ目を削ったりしながら,丁寧に仕上げるとことが肝心。面倒だけど,ぴったりあった時の「やった!」感はけっこうあります。あまり大きくないもの,小物入れぐらいを想定して作るとよいかも。

見本用に作ってみたのだけど、私もはまりそう。蓋物、楽しいね。こんな入れ物に角砂糖をきれいに並べて置いときたい。「一月と六月」さんのカフェの砂糖は小さい角砂糖。きちんと整列して並んで箱に収まってると、こんなとこまで丁寧!と妙にきれいな気持ちになります。最近って、お砂糖入れないとか、スティックがほとんどだったり、クラッシュしたようなサイズいろいろの砂糖とか、角砂糖の出番は少ないのだけど。。。。。 
先日見た「つぐない」という映画。最近の中でけっこうヒットだった。イギリスの第一次大戦前のお話なのだけど、その一場面。「ツバメ食堂」というカフェでお茶をしているシーン。イギリス風のティーをオーダーしてきたら、彼女が彼に「角砂糖何個?」彼が「2個だ」という会話があって、彼女が角砂糖を2個入れてカップを彼に渡すシーンがある。そこがなんとも素敵なのでした。ジェントルマンは角砂糖何個かも決めてるんだ!ってかんじが。適当にざーっとスティックシュガーから入れるじゃなくて。多分彼女はそれで彼は角砂糖2個なんだ、、、って覚えていくんだろうな、、そういう彼のキーワードをいくつも彼女が大切にするために、やっぱりそこは角砂糖じゃなきゃならない! 多分そのあと、彼はかりかりに焼いたベーコンにぐじゅぐじゅのスクランブルエッグが朝。とかって決まっていって、それを大事にしてあげるのが愛だったりもするんだろう。。でも、このお話は結局二人はその後会えないんだよね。戦争に行ってしまって彼は病死してしまい、彼女も地下鉄で空襲にあって死んじゃう。。。。せつなくてかなりの余韻でした。
そんなこんなで、角砂糖、いいなあ、、、。どんな箱にいれようか、と蓋物を作りながらわくわくするのです。  同時進行で磁器の小さな四角い箱も制作中。これはほんとに小さい箱で、これこそ何をいれようか、考えるのが楽しくなるかわいい箱になるといい。アクセサリーはもちろん、なぜか集めちゃってるものとか、(切手とかね)、コンペイトウとか(出た!)。。。。


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