2012年7月26日木曜日

骨壺展(7月25日)





明日から、鳥取市のぎゃらりーあんどうさんにて。
いろんな作品がそろって、なかなか楽しいです。
私は、春からはまってるハイヒールのついた骨壺を作ってみました。この靴はおかあさんが30歳頃はいてた靴を型とりしたもの。3歳ぐらいの私がお母さんの足もとにいる写真、お母さんはこのハイヒールの靴をはいてました。 入りたい骨壺を考えてみるに、一生のうちの一番の思い出、一番充実していた頃、そんなことが同時に思い返させるような気がします。35歳の私が考えるに、母親になった時期ってやっぱり女にとって充実した時期になるのでは。子供出来た人たちは皆、今までに味わった事のない幸福感を感じるといいます。それだけのことなんだろう、とまだ体験したこともないので、想像だけしています。
寝たきりになった私のおばあちゃんは、よく夢の話をしますが、それはおばあちゃんの兄弟の話、それと近所の同世代のおばあさんたちが登場する夢。以外にも、ひ孫や孫の夢など見ないようで、10代から50代ぐらいまでに関わった人たちの夢をみているようです。90もすぎたおばあちゃんにとって、一番充実してて、記憶に残っているのはこの頃なのかなと見ていて思います。
骨壺展って、とっても深い、、と思うのは、見にきた人がそれぞれに自分の死についても向かいあうことになるように思うのです。最後はどう終わりたいのか、残った人に自分の亡がらをどうあつかってほしいか、、、それぞれの終わりについて想像し、それからまた一生のうちの今、この瞬間、を考えるきっかけになりそうなのです。
いろんな形、あります。ぜひ想像をめぐらす作品と出会ってみてください/





話は変わって、今日は搬入でした。鳥取市にはお友達もいたので、ランチは町中のイタリアンへ。イタリアンレストランとして30年以上の老舗、「ペペネーロ」さん、どれもこれもおいしかったー。
つるむらさきが、イタリアンになるなんて、、、、牛肉とメロンを一緒に食べるなんて、、、、なかなか衝撃的においしいお店でした。こんな店あるなんて、鳥取市って幸せですなあ。。。




2 件のコメント:

mao さんのコメント...

ハイヒールの骨壺ステキっ!!!!!
私にはちょっと別の意味で考え深い作品…。
あの世でくらいシガラミもなくステキなハイヒールを履いて歩けたらいいなぁ~と。

ティーセットいくらでも待ちますので、気分が向いた時にのんびり作ってくださいませ(^^)

周藤 香織 さんのコメント...

なるほど、、、やっぱりハイヒールって特別はシンボル、ですよね、もちろん形も素敵だけど。。靴に執着している女を描いた映画なんかよくあるものね、女にとってはやっぱり特別なものなんだねえ。

ポット、がんばりまーす。