2016年2月15日月曜日

心音をはかる(2月15日)

 胎児の心音を測る機械。1番左が心音、大人の約2倍。右側の12が、お腹の張り、陣痛の程度を示すもの。一日に何回もつけて図るのですが、時々心音が極端に下がったりするとだめだし、早くなりすぎても苦しかったのか?と考えたりで、じーっと見てると上がり下がりに一喜一憂。数字を追ってると、下がったら自分も大きく深呼吸してみたりして酸素をたっぷり送ろうとか、考えたりして。。。あれれ、この感覚、窯焚きに似てるー。
専門学校の時に焚いてた薪の窯だと、温度計とにらめっこで、温度が下がると薪を入れ、でも入れるタイミングに外気が入るとまた温度下がったり、薪の本数や乾燥具合なんかにも影響あって。数字の温度をすごい不安顔でみんなで見つめるとこがまさに一緒。
お腹の張りは、薪窯だと窯内の圧か、、、とかぼんやり考えてました。
中がどうなっているのか、はっきりとは分からず、いろんな推測からあらゆる手を尽くす。火を焚いて窯を焚き上げるってことは、なんてお産と似てるんだろう。。。


感心。
小川洋子さんの、妊娠カレンダーを読んでみた。表紙は山本容子さん。やっぱ素敵。妊娠したお姉さんの様子を綴ったおはなしなんだけど、妊婦ってこうなるのー?って恐怖な内容。つわりがひどい時期はクロワッサンとジュースで過ごし、家の中で調理の匂いをさせるなーと、妹を叱り。つわりがおさまると、妹が作ったジャムを鍋を抱えて食べてたり。極端。こんなことはなかったなーと、じぶんをふりかえってみる。

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