2018年2月3日土曜日

終わりについて(2月1日)

年が明けてしばらくした時に、お友達から「骨壷のありますか」との問い合わせ。
詳しく聞くと、お父さんが危篤なのだと。
一旦落ち着かれたので、作ってみるねと約束していたのだけど、それ以降零下が続き、思うように仕事が出来なくていました。轆轤を引いても、1晩で凍ってしまう。。仕事場がほったて小屋なので仕方がないですが。
そうこうしていたら、月末にそのお父さんが亡くなられました。間に合って作ることが出来なく、なんともやり切れない気持ちでした。
あるとき、突然終わりが来るからその時を考えて生きるのも大事かも、と思う出来事でした。
終わりつながりで、やっとドランの「たかが世界の終わり」、みました。
ヴァンサン・カッセルにレア・セドゥ、今まで観た映画とまったく違うキャラ。
光の美しい映像となんの出来事もない、お家の中でのやり取りなのに家族の感情がヒリヒリ伝わる映画でした。
音楽も映像とリンクしてて、よかった。
その前には「シモンの空」、これもレア・セドゥ出てる映画。
スイスのスキー場近くにくらす男の子の話。観光地に来る富裕層とそこで働く地元の貧困層、また出稼ぎでやって来る労働者、いろんな格差が同居してる感じが印象的でした。セドゥのだめ女ぶりもすごい。実の息子に姉と呼ばせる母の役でしたが、母という事実が見るものに伝わった後は少しづつ母らしくて、その変わり方がすばらしかった。
そして、最近見ているのは
大草原の小さな家。シーズン1から。
アメリカ西部開拓時代の家を改めて観察してます。日本の古くからの家を調べながら、他の国もみてみたくなり。
しかし、このシリーズ、高校生の時、NHKでやってました。私、学校からすっ飛んで帰り見てました。このドラマでカントリーへのあこがれが高まり、屋根裏部屋とかキルトに興味津々になり、色々作ってみていた高校生でした。懐かしく再鑑賞中です。

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