2013年7月23日火曜日

山陰の宝 (7月21日)

去年からすっかりはまった一式飾り。今年は和歌山いったりでばたばたしているうちに、あっというまにお祭りの日が来てしまい、気づいたら最終日。夜既に予定はあったのでそれ終わりで駆けつけてみました。ほとんどもう閉められててみれなかったけど、2カ所、見れました。写真のは今年特選を撮ったチームの物。「おろちたいじ」の場面を作ってます。全部陶磁器でつくられてるんだよー。よく考えてるなーといつも感心します。
 来年は、全部見たい。斐川の直江地区でやっているこのお祭りにあわせた一式飾り、小さい集落でもきっちりやってるところが素敵です。


夜はおもいがけなく、山陰の宝が!!! 岩牡蠣です。手のひらより大きい貝でした。鳥取で取れるんだそう。牡蠣は冬の物、というイメージですが、こっちだと夏にたべれるんだです、しかもめっちゃおっきい。
いつものようにレモン汁で食べたけど、けっこう塩味がこく、ポン酢+もみじおろしが、この夏の山陰の牡蠣にはよいかもー。
 冷酒、スパークリングワイン、ビールとなにとあわせるとうまいかなーをやってみましたが、やっぱりスパークリング、ということに落ち着きました。




2013年7月18日木曜日

夏の京都(7月15日)

 作品展、無事終わりました。最終日はたくさんの知った顔が来てくださってとても楽しい1日でした。ありがとうございました。
搬出もお手伝いにきてくれた方があって、なんとか1時間ちょいで終わりました。

そして次の日。

大好きな陶芸家 鈴木治先生の展覧会を見にいってきました!
たまたま作品展初日に大学の先生が来てくださって、「今、なんかおもしろいの、やってます?関西で」と聞くと、「そりゃ、鈴木治さんの展覧会でしょ」と教えてくださり。。
鈴木先生のまとまった作品の展覧会は見に行くのは2回目ですが、今回は京都近代美術館で、とのことでスペースも広いし、楽しみにしてました。

鈴木治先生は、京都の作家さんで、もうお亡くなりになって10年たちます。亡くなられた時、とっても衝撃だったのを覚えてます。私が習った宮永先生ともお友達で、「最後は九州の病院に移られ、(京都の作家仲間には)誰にも知らせず、ひっそり亡くなられた」と聞いたことがあります。なんとなく、まじめで穏やかな人、という印象を持っています。
鈴木治さんは、戦後の陶芸界に大きな動きをもたらした「走泥社」の一員。八木一夫さんや山田光さんなどと同じように活動されていたのですが、なんとなくその中にあってもマイペースで少しだけ、距離を置かれていたような、そんな印象です。
赤い土を塗った焼きしめの作品と青磁の作品がおもで、追求しつづけられた「かたち」とその題名がなんともぐっとくる、そんな作品です。
未発表作品も今回見ることが出来ました。

期間は8月25日まで。ぜひいってみてください。


 そして、鈴木治展をみたあと、祇園ムードの烏丸へ。初の「宵山」めぐってきました。
お友達のガイドで、かなりの山鉾みて歩きました。あちこちの山で売られている手ぬぐいなどのノベルティも魅力的!私は木賊山のこうもりてぬぐい買いました。

こんな感じで、鉾には上の部分の周りの飾る布が見所の一つ、いろいろ見て回って楽しかったです。

大阪では、東洋陶磁博物館でフィンランド デザイン。フィンランドのガラスの展覧会していました。ガラスはやっぱりきれいだなー。色の魅力にも考えさせられます。



こちらは、宵山での風景。それぞれの山鉾のそばでそのチームのグッズを売ってるのですが、売り子さんはこどもたち。「ろうそく、どーですかあーー」と京都弁で大声で叫んでます。小さい子たち、暑いのにがんばっててかわいいです。

と、関西を堪能して、荷物の詰まった車で夜中走って、島根に戻ってきました。

2013年7月6日土曜日

夏を生ける  はじまりました!(7月4日)

 

エムズギャラリー(和歌山市)展覧会始まりました。
2日の夜積み込み終わり、3日早朝から和歌山へ。


 今回は和歌山のフラワーアーティストふーちゃんにお願いをしてお花をいろいろやってもらいました。いろんなお花の使い道があるのだなーと感心。
グリーンがメインで全体に涼しいかんじです。







期間は4日から14日まで。

花のうつわをメインにしていますが、涼しげに「飲む」アイテムもいろいろです。
今回、「センダンの実」をたくさん使ってくれていますが、こんな実ものも小さな花器にいれるとかわいいですね、夏は日持ちもしてくれるしで、実は使えます。
その他、茎を使う「フトイ」なんかも少ない水でもってくれるようで、使えそうです。



初日4日も知った顔がいっぱいで、とてもありがたかったです。大好きな人たちの近況がきけるのも、展覧会での楽しみの一つ。特に年の近い友達たちとは、お互いの仕事や家庭や周りの環境の変化など見れて、「わわ、私もがんばろ」とか、「一緒なんだー」と思えたりして、とても力強かったりします。
初日の今日やってきてくれた方の中に、大学の同級生がいました。なんと13年ぶりぐらいの再会でした。大学1年生の時に、「陶芸体験してきたー」と私がいってたことも覚えてくれていたみたいで、うれしかったです。

搬入お手伝いしてくれるゆうこさん、お花のふーちゃん、本当にありがとうございました、いつもと違う空間でうつわをご覧いただけます。
期間中 少しずつお花も変わるようですので、14日まで、ぜひお越し下さい。9日(火曜日)は定休日ですので、気をつけて!