2012年6月24日日曜日

やってきたもの。(6月23日)


今週はいろいろなものがやってきた一週間でした。
はじめは、アイスランドから。アイスランド女子から「screaming masterpiece」なるDVDが送ってきた。アイスランドの著名なミュージシャンを一同に集めて、かつアイスランドの風景もミックスされてる映像。日本の機械だと見れないかなと思ったら、見れたーー。ビョークももちろん出てる。。アミーナも、シガーロスもムームも、みれちゃう。 ビデオの裏には解説が。「世界中の音楽関係者やミュージックフリークから『なんでアイスランドはそんなに音楽が熱いの?』と聞かれるが、このビデオはそのことを解き明かしてくれる、、、」とのこと。小さい国なのに、音楽大好きで、音楽にとても実験的な国。素敵ですわ、アイスランド!

これは、中国から届いて参りました。自分で送ったやつだけど。船便で送ったので、3ヶ月ぐらいかかるかと思ったら、3週間できました、以外に早い!え、1200円ぐらいだよ、送料。。安くない??けっこう重さあると思うんだけど。  これは石膏型。雲と松のモチーフの。雲と松、で雲松寺、はうちの寺です。

さらに、やってきたのは、「一式飾り」用の花瓶の注文の締切。なんとか、なった、というか、いっぱい作ったので、おまけでいっぱいあげてしまいました。この「一式飾り」は斐川地方のお祭りのために作られるとのこと。来週から使う食器を選んで、そこから7月15日まで人間2体を作るとのこと。この白い花瓶は、手になったり、足になったりするんです。話を聞けば聞くほど、作ってるところを見たい。ので、これから3週間、取材にいって参ります!!実際の展示は7月17、18日。多分斐川に行って、その辺の人にきけばどこで見れるのか教えてくれるはず。


さらにやってきたのは、目に涼しげな、ガラスのふたもの。ガラスはやっぱり見てるだけで魅力的です。こちらの作品は出雲のガラス作家の布野さんのもの。7月の終わりに鳥取で「骨壺」の展覧会をするのです。今回DMを作らなきゃいけなくなって、急遽布野さんにお願いして作品をお借りしたところです。なんとも、きれいな青緑。こんな骨壺に入りたいかも。。私のはその横の、小さいの2つ。「骨壺」展だけど、私これまでに、「灰壷」を頼まれたこと2回。以外と大好きな人の灰を身近に置いておきたい人、いるんですよね。少しの灰をなにか、特別な入れ物にいれて、いつでも見れるところに飾っておきたい、そんな用途もいいかなと。手前の小さい壷は、上に小さなパーツがくっついています。遺跡をイメージです。奥はガーベラの花びらみたいなのが3つ、繋がって載っています。花びらって散り去っていくイメージだけど、とどめておくのも、いいかなと。
この展覧会は7月26日から。鳥取市の「ギャラリーあんどう」さんです。お楽しみに。


2012年6月16日土曜日

癒される記憶。(6月15日)

最近は、先日お伝えした「すわんまーけっと」のおかげで、ばたばたと忙しく動いております。町でイベントするって大変なんだねー、いろんなところに承諾を得たり,申請にいったり、参加のお願いにいったりと。でもいろいろ出店に前向きな方にあうと、本当に楽しくて、わくわくしてきます。今日もスモーク屋さんとか、布小物作られる方などの出店決定いたしました。東出雲の某カフェも出店するかも??わーすごい一日になるよ、ほんとに。
と、そんなことも合間合間にしていて、実は締め切り仕事に追われているところです。来月に斐川で一式飾りという行事がありますが、今回それに使う腕と足のパーツの花瓶をたくさん作っているところです。もうすぐ作り始められるので、納品も間近、、、夜なべしてます。
が、そんな私を癒してくれるかわいい記憶、、、、先日の中国旅行。
景徳鎮に行った後、一日フルで上海を遊びました。朝から、上海動物園。バスに乗れなくて4キロ歩きました。なぜか景徳鎮で作った石膏の型(箸置きの型3つ)と大きい本を持って。。。。というのも、格安チケットで飛行機に乗ったので重量オーバーが心配。どっかで郵便局探して送ってしまおうと思って、持ち歩いていました。重たい型をもって4キロ歩く、、、なかなかと上海の午前の日差しはきつかったです。
そして、ついに到着。写真は上海動物園にて。かわいいパンダたち。中国人にパンダみにいくというと、かわいいけどだいたい寝てるよ、レイズィーだからね、といっていましたが、、、、たしかに木の上でぶらーんとしてる姿はぬるいかんじで、でも癒される。 しかし、1匹は以外思ったより行動的なかんじでした。


 
このこ、特にお気に入り、この子が遠くから歩いてくる様子を写真にとって、パソコンの待ち受けにいています。毎日少しずつ近づいてくる。

2012年6月9日土曜日

わわわ、、わくわくするー(6月8日)

タイトル通り、興奮するイベントが決定いたしました。
宍道町(わたし住んでます)にてマーケットをすることになりました。
その名も「すわんまーけっと」。宍道のおしゃれ食堂、「くじら軒」さん周辺の空店舗などを使ってのイベントです。とってもわくわくです。なぜなら大好きなものとか、ことが一気に集結するのです、この宍道に!!


「すわんまーけっと vol.1  」

日時 7月15日(日)
出店予定:☆H氏(北欧食器、おしゃれ古着、ビンテージもの  秘蔵のコレクション大放出)   
     ☆K氏(雑貨、インテリア、  某おしゃれ食堂店主 ためにためたコレクションをついに、、、)
     ☆三浦(カイロプラクティック)
     ☆potter's  cafe (周藤です) (うつわのセール、 古本、古着)
     ☆ユーカリ荘から、植木もの
     ☆はたけやま手芸店(レトロ手芸用品) ☆ポムオレンジ (けしごむはんこ)
     ☆スモークやさん(交渉中)
くじら軒さんでも一日限りのなにかが提供されるとのこと。

まだまだ出展者募集中、詳細知りたい方は、
kankoro007@hotmail.co.jp  (周藤)  まで お知らせ下さい。


宍道の駅前の通り、そして小道はけっこう細かくてなつかしげなお店もあったりして、なかなかと魅力的な通りなのです。駅からゆっくり歩いてきてもらって、掘り出し物を探して、疲れたらコーヒーを飲んで、ついでに宍道湖も眺めて、、、、そんなゆるい日曜を過ごせるイベントになるといいなと思います。

あ、なんで「すわんまーけっと」かというと。。
宍道湖にはたくさん水鳥がいて、9号線走りながらその鳥を見るのが楽しみなのですが、時々、それに混じって白鳥がいるのです。走りながらだから「あれっ!」と思って思わず二度見しちゃいます。1匹とか2匹なので見れるのはまれで、みれるとちょっとうれしい。。その感じが掘り出し物をする時の感覚に似てる、、、そんかんじです。

詳細はこれからですが、ぜったい楽しいイベントになりそうです。今からぜひ!予定空けといてくださいねーーー。

2012年6月7日木曜日

6月の教室は(6月6日)

次回の教室は6月21日(木)または24日(日)です。
内容は、たたら作りでお皿作りです。小さめの豆皿をいくつか、または大きいお皿一枚という方はそれもOKです。(但し、大きくなればなるほど、焼き上がると反ったりするリスクが大きくなりますが、、)  かたちを作った後、化粧(色の違うクリーム状にした粘土を塗った後、線などを描いたり、部分的にはがしたりして模様をつける方法)にて、絵や模様をお皿にいれていきます。
 今回から追加の粘土に対して、追加料金制にしました。1キロ追加で300円となります。 参加費は 2500円 です。

お申し込みは、080−6146−9508(糸賀) または
kankoro007@hotmail.co.jp  までお問い合わせ下さい。


2012年6月5日火曜日

景徳鎮の旅その2(6月4日)

こういう景色が好きです。中国っぽいですよね。上の上までぎっしり人が住んでるかんじ。窓からいっぱいの洗濯物、入り口の赤い札、観音開きの扉、、、、大通りから少し中をのぞくと、こんな景色に出会います。
ご飯はこんなかんじ。おかずを頼んで白ご飯もってきてもらって、、、までは日本っぽいけど、取り皿はない、菜箸もない、、自分の白ご飯の上におかずを載っけて食べる!ゴーヤの炒め物、なすとピーマンの炒め物、などなど。唐辛子ががんがん入っているのは、このへん南部の特徴みたいです。

再び彫刻工場の中。これは石膏型からはずしたものを乾かしてるところ。手前のグレーっぽいのが石膏型、奥の馬とか獅子とかが型からはずしたもの。複雑なかたちも型のパーツを多くして、ものによっては40個ぐらいに分かれるものでも石膏職人に頼むと作ってくれます。


工場内はざっくり昔っぽくて、ゴミもその辺の通りに山盛りに捨ててある、汚いかんじなのだけど、、、、その外では高層マンションの建設中。写真奥に見えるマンションがすらっとならんで30個ぐらい建設中。景徳鎮の景色もどんどん変わっていくようです。。朝も5時ぐらいからあちこちで車の音、工事の音、人の声でがやがやしてて、どこにいっても人がいる、このいかにもアジアな雑踏の中に突然現れる高層マンション群。。。作り物みたいです。 しかし、このマンションもあっというまに全室埋まるんだろうなー、なんか、、やっぱ中国のマーケットはでかいな、とつくづく思いました。 

これは土の山。磁器土らしいです。どうみても茶色くてこれが白くなるなんて考えられない、、、でもここでは磁器しか使ってないから、やっぱ磁器土なんだろな。。この土で数個作品作りして焼いておくってもらうはずなので、ほんとに白いかは確かめられます。土を扱う職人さんに頼むと、自分の仕事場まで運んできてくれる、という。。。完全分業です。

2012年6月3日日曜日

景徳鎮の旅(6月3日)

中国、景徳鎮市に行ってきました。景徳鎮焼き物の一大産地で、やきものをする前から一度は行ってみたいところでした。今回は2回目です。日本高松空港から上海に飛び、上海から寝台バスに乗って8時間、江西省の方向に行ったところにあります。帰りは飛行機にしました。一日一便毎日上海ー景徳鎮の便があります。が、なぜかこの寝台バスが好きで、いつもかなり苦労をしてたどり着き、まるで英語が通じないので巨大なバスターミナルに目が回りそうになるのですが、、また乗ってしまいました。寝台バス上海発夜の7時20分、景徳鎮市には夜中の3時に到着です。今回は中国人の知り合いに景徳鎮のホテルを予約してもらったので、安心してタクシーの運転手に連れていってもらったら、、、、ここもまた英語が通じず、予約してある!といいはってももう部屋ない、といわれ。。途方に暮れていましたが、なんとか筆談でユースホステルに連れてってもらいました。タクシーの運転手さんはしまってるユースの門番さんを大声で呼び起こして門を開けてもらい、ユースも鍵がかかっているのを外から大声で起こして開けてもらい、なんとか泊まることが出来ました。運転手さんに感謝。
目的地は、景徳鎮市にある、彫刻工場と呼ばれるところ。社会主義時代には政府の管理下の大きな工場地帯だったものが解放され、今ではいろいろな職人さんたちがそれぞれ制作する共同アトリエみたいになってます。ほとんどが分業されていて、型を作る職人の店、釉薬がけを行う店、釉薬を作る店、上絵をつける店、箱を作り梱包をする業者、など分業された仕事ごとにお店があります。
おもしろいのは、ここに海外から仕事をしにきている人がいること。例えば下のカローラさん、オランダ人ですが、長年オランダの食器メーカーでデザイナーとして働いた後、ここにきてアトリエを借り、自分のデザインした作品を量産させるのに、ここの職人とここの材料を使っています。販売先はほとんど外国のようです。安い賃金でアシスタントも雇えるとのことです。

こんなかんじの古い車で作品を移動させています。これは下絵を描いたつぼ、今から釉薬をかけ窯に入れられるものです。

彫刻工場入り口。この石門は夜になると閉められます。ここを門番さんを起こして開けてもらいました。。

彫刻工場の一つのアトリエを借りて、初めてここの土を使って作品を作りました。茶色い磁器土です。焼くと白くなるそうです。形を作ったものを、窯焚きの業者さんに頼んでおくと、窯に入れてくれて指定した釉薬を掛けて焼いてくれるとのこと、、、すごい便利!