2018年1月18日木曜日

嬉しかったこと

お正月に一番嬉しかったこと。もう7ねんぐらい寝たきりで施設に入っているおばあちゃんのこと。
気管切開をしたので、胃ろうをしているし、喉を切ってるから声が出なくなってしまったおばあちゃん。口パクでいつもいろいろ訴えてくれるけどほとんど言ってることがわからず、それでもこっちからは最近起こったこととか話しかけていました。でも、どっかでこれだけ長いこと寝たきりならもうすっかりボケていて、でも声がないからおかしなことも言わないのでボケてるかもわからない、それで案外救われてるのかな、とか思っていました、私的に。何もわからなくてメチャクチャなことを言ってるおばあちゃんを見るのもそれはそれでショックだろうから。。
ところが年明けお見舞いに行った時、妹がおばあちゃんの喉の穴の空いてるところに指を当てて塞いでみると声が出たのです!呼吸をするタイミングをうまく合わせると、きちんとお話でしました。嬉しくて泣けてきて、どんどん質問をしてみました。そしたら私のことも覚えていて自分の生年月日まで正しく言えました。勝手にボケてると思ってたけど、忘れてることもありつつしっかりしてる所もあって、びっくりしました。いつも私たちのことを心配していて、「泊まるなら布団を2階から下ろして」とか、「病院の売店でおむすびでも買って帰りなさいよ」とかって話してました。ちなみに、「おばあちゃん、おむすび何が好き?」と聞くと「しゃけ」と答えてました(笑)
久々に忘れていた声を聞いた瞬間、思いがけず涙がどーっと出てきました。声ってこんなにもその人の大事な部分なんだと思わされました。無くなった超えをもう1度聞けた、そしてこれからも聞けると分かって本当に嬉しい出来事でした。
年明けの手仕事。黒のワンピースにアップリケ。黒のワンピでお風呂掃除したら漂白剤で茶色になってしまい。。。そのためのアップリケです。さきおりの布。養護学校の生徒さんの手仕事を分けてもらったものです。

2018年1月16日火曜日

仕事スタート

仕事場久々長いこといました。
先週は寒すぎて粘土も凍ってしまったため、水を使う仕事は控えてました。やっと今週は暖かく、やる気になりましたー。
空気が澄んでるのか、久々に明るい日差しなのか、仕事場が何だかくっきりしたかんじ。八角形の甕板も連続が美しいー。
だいぶ前に頼んでいた箱がやっと出来ました。花瓶とかのギフトに使うもの。エンボス、花瓶の装飾模様を入れてもらいました。
昨日は木工の高橋さんとこによりました。借りていた本を返しにでしたが、また借りて帰りました。いる間も縄文の本を読み、四月の展示会の打ち合わせもして帰りました。お茶の先生主催のお茶にまつわるもの達の展示を赤山茶道会館でやる予定です。

2018年1月2日火曜日

年末のあれこれ

年末はいつもお正月準備にばたつきます。
28日は大社のお寺にお餅つきのお手伝い。今年は小さい子もやって来たりで大人数でした、が、最多の28臼つきました、私は丸める役。
30日はおうちのお餅つきをして、31日はそば打ちでした。
おそばにはよしくんも連れていきましたが、ありがたい事に行く途中で寝てしまい、そのまま車で寝かせていたら、3時間は寝続け、作業終わりぐらいでやっと起きて来ました。お陰でいつもより早く作業は終わって明るいうちに配達開始。
農家さんのお宅で打たせてもらっていたので、外に止まってるトラクターを発見して大興奮のよしくん。トラクターに籠城していました。
お正月が始まるとまた、お膳の準備を朝と夜と。この繰り返しの単調な正月ですが、今年は正月からお客さん。東京から帰省の方がギフト用でボウルを買いに来てくださいました、併せて自分用に蓋付きのポットをお買い上げ。
年明け、ユーカリ荘にも新しいのを納品しました。ほかのメーカーものも入ってるみたいなので、ぜひ見に行ってみてくださいませー。今年もよろしくお願いします。

2017年12月18日月曜日

師走の仕事色々

師走に入ると何だかソワソワしてしまいます、毎年。やり残した仕事がないように、とかで納品とかでバタバタします。
今日はシアターの代表、園山さんに猪口を持ってきました。今、猪口を探してもどこにもない!のだそうです。お酒を飲む器がみんなぐい呑になっちゃった、とのこと。
確かに徳利で注ぎ合う、ああいった飲み方をもうしなくなってしまった気がします。好きなペースで飲みたいからって。でも、空いたらすぐ注ぎにいく、あのコミュニケーションも大事だったのかなと思うこともあります。なので、このもはや、どこにも見なくなった猪口のオーダーは楽しいものでした。作るのはけっこう面倒なのですが、でも最近の、フラットなお皿と大中サイズ違いのボウル、これで食は事足りる、シンプルにいこーよ、という流れがなんとなく日本人として、また陶芸家として腑に落ちないような気がして。。。いろんな暮らしにあう、それぞれ必要な道具をうみだすのが、もの作りなんだよな、と今回のオーダーで思いました。
その後、大山伯耆町の矢田貝家住宅へ。旧家のお宅を保存して、今そこに残されている古文書を地域と大学が一緒に読み解いてるんだとか。わたしは家とお庭に関心があって行ったのですが、思ったより小さめなお家で、田の字型の典型的な家構えに離れが広めにくっついた感じでした。庭は出雲流庭園とサイトに書いてあったけど、見てみると、私的には池泉回遊式?と思ってみたり、と家庭を観賞して帰りました。
帰りには梶村さんのオタクへ。江戸中期の猪口を見せてもらいました。酢猪口、と言ったりもしますが、昔の猪口はお刺身の醤油や辛子やいり酒や酢をいれてたもの。つけダレ入れの役目のものだったとか。伊万里なものでした。
梶村さん最近ハマってるのがでにむだそうで、刺繍もしてました、バスキア!
そして、年内にやりたかった一つ、シジミのブイヨン作ってみました。シジミの味がしみじみです。一緒に焚いた野菜が勿体なくて、ミキサーかけてポタージュも作りました。今日お家に集まっていたおばちゃん達に飲んでもらいました。
そして、この時期の仕事、獅子ゆずを炊きました。大きな柚で、エグミが少なくて私は大好きです。おばあちゃんに教えてもらったレシピで毎年作ってます。
ハード系パンにバターとこの獅子ゆずのジャムはベスト!朝ごはんが一番楽しいです。

2017年12月13日水曜日

最近の仕事

今年の仕事は、まだ少し残ってますが、こんなものをつくりました。猪口とかいて、ちょく、今風にはおちょこです。
小さいお酒を飲む器がすっかり姿を消したと嘆くかたがあり、試しに作ってみました。今年はこの猪口について、調べることがあり、コレクターの方に見せてもらう約束しながらまだ果たせてませんが、それを今なくなって寂しく思う人もいるのだと知りました。ぐい呑とは違った魅力でこの小さなうつわを伝えていきたく思ってます。
そして長らくお待たせしていた方に花瓶も仕上がり、梱包をどうしようか、アタマを悩ませています。
よしくんは、いろんな本が読めるようになり、なぜかマンガが好きでもってきます。仏教人生相談、ってタイトルですが。。

2017年12月5日火曜日

スープを作る

辰巳先生から習った玄米スープをいよいよ作ることになりました。
玄米は分担してそれぞれのお家で煎って集合。
13リットルの鍋、7、5、3リットルの鍋と、計四つの鍋を火にかけて炊きだしました。この1回につかった梅干しの数は84こ!昆布も5センチ角に切ったものを84枚!計って入れて、火にかけます。沸きすぎずに炊き出すので、火の番をしながら湧き出してから30分グラグラいわせます。
追加でもう13リットルたいて、トータル40リットル弱の水を使いました。水は東出雲の黄金の水という湧き水を汲んできてもらいました。梅干しはお寺さんでつけてあった古い梅干し。辰巳先生は、梅干しは3年以上漬けたものじゃないと、梅干しとして使えない!と仰ってました。
鍋が大きいので、あれこれ力仕事で、お坊さんたちが手伝ってくださり、なんとか炊き上がったスープの玄米を濾して完成でした。
大量の炊き出した玄米を持って帰り、梅肉とオリーブオイルで和えて食べました。おいしーい。これ、大好きなんです、玄米サラダ。
今年の1大イベントが終わりました。
この1年、辰巳先生とこのスープ作りを経験できたことが大きなことだったように思います。
食べることを意識し出して、またその気持ちが焼き物を作ることにも通じ、気持ちよく食べ物を受け止める器を作りたいとより一層思うようになりました。

2017年11月24日金曜日

辰巳先生スープ再び(11月23日)

辰巳芳子先生の玄米スープを六月に習いに行ったのですが、再び貴重な経験をしました。先生のお弟子さんで10年内弟子として同居しておられる対馬ちか先生にスープ3種を習いました。
初島根、での教室です。
スープは、シジミのブイヨン、しいたけスープ、ニンジンのポタージュポルトガル風、でした。
どれも感動の味でした。それから、丁寧な下ごしらえとその理由がピッタリとあっていて、命の営みをいただく、という言葉がここにあるのだと思わされました。
シジミは吸い物か味噌汁しか知らなかったのですが、レモン汁を掛けたり白ワインで口を開かせたり、意外すぎる調理法でしたが、出来上がったスープはやはりシジミの味わいが深く、でも新しく、元気の出るスープでした。
このブイヨンスープはかなり長く炊き出すので、シジミはかなり念入りに洗うそう。塩をつけて殻を擦り合わせて水を3回以上変えながら洗います。殻の表面の汚れをしっかり落とすからこそ、長時間炊いても臭みが少なく、また長時間炊くからこそ、シジミに含まれる成分がスープを溶け出て体に良いのだそう。

そしてしいたけスープも、癌の治療の方には良いスープとのことです。干ししいたけと昆布を水で戻して、さらに蒸し器で蒸してしいたけのエキスを出すというもの。
写真はしいたけスープです。