2017年11月24日金曜日

辰巳先生スープ再び(11月23日)

辰巳芳子先生の玄米スープを六月に習いに行ったのですが、再び貴重な経験をしました。先生のお弟子さんで10年内弟子として同居しておられる対馬ちか先生にスープ3種を習いました。
初島根、での教室です。
スープは、シジミのブイヨン、しいたけスープ、ニンジンのポタージュポルトガル風、でした。
どれも感動の味でした。それから、丁寧な下ごしらえとその理由がピッタリとあっていて、命の営みをいただく、という言葉がここにあるのだと思わされました。
シジミは吸い物か味噌汁しか知らなかったのですが、レモン汁を掛けたり白ワインで口を開かせたり、意外すぎる調理法でしたが、出来上がったスープはやはりシジミの味わいが深く、でも新しく、元気の出るスープでした。
このブイヨンスープはかなり長く炊き出すので、シジミはかなり念入りに洗うそう。塩をつけて殻を擦り合わせて水を3回以上変えながら洗います。殻の表面の汚れをしっかり落とすからこそ、長時間炊いても臭みが少なく、また長時間炊くからこそ、シジミに含まれる成分がスープを溶け出て体に良いのだそう。

そしてしいたけスープも、癌の治療の方には良いスープとのことです。干ししいたけと昆布を水で戻して、さらに蒸し器で蒸してしいたけのエキスを出すというもの。
写真はしいたけスープです。

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