2012年8月4日土曜日

海も熱い!(8月3日)

鳥取市のぎゃらりーあんどうさんでの「骨壺展」も無事終了しました。はじめての鳥取市、また新しい出会いもあったりして楽しかったです。骨壺、私はギャラリーに在廊していなかったのですが、オーナーさんに寄ると「骨壺」というだけで、抵抗があって見ない人もあったり、ずっと探してたーと思って買ってくださったり、とにかく不思議な展覧会となったようです。最終日、お会いしたお客様は、旦那さんの骨の小さなかけらを仏壇に置いているそうで、遠くにお墓がある方などは、やはりそうして身近に小さな分身を置いておかれるようです。
 いろんな価値観も聞けて、特に「死」は大きなテーマですよね、どう死ぬか、死に直面した時にどう心の整理をするのか、、、小さな入れ物にでも入れてきちんと置いておく、そしてそれに向かって手を合わせることで、救われる気持ちもあることは確かなように思います。考えるところ、多かった展覧会でした。来てくださった方々ありがとうございました。
ところで。
 搬出も無事終えて、オーナーさんとお食事して、いざ帰ろうと思ったら、、、、車の鍵がない!! 近くのカフェのトイレに鍵を置き忘れるという、、。またしてもいつものような失態をしてしまい、結局出雲のガラス作家さんにのせて帰ってもらい、翌日また電車で鳥取まで旅をするはめになりました。
こういうこと、ほんとにちょくちょくあって、最近ではすぐに切りかえせるようになる自分がこわい、、、明日電車で出直せたらあの展覧会もみれるか、、、とか頭の中にすぐそんなことがめぐっているのです。
ということで、早朝の電車にのって鳥取市まで2時間ちょいの旅へ。読みかけの本も持っていってまさに「旅」でした。無事車も回収して、博物館でやってる「大きのこ展」」へ。
楽しかったです。鳥取はきのこ研究がさかんなとこみたいですね、私もきのこ好きですが、この展覧会は半分はマニアックに、半分はこどもも女子もきゃーきゃー楽しめるようにしてあって、大人数でいく方が楽しい展覧会でした。きのこのにおいの嗅ぎ分けとか、ぜひみんなでやりたいかんじでした。
昨日は朝からろくろ作業をして、お昼に鷺浦へ。ちょっと前に書いていた大社と平田の間の方の塩津とか三津とかあのへんのさらに大社よりにある漁村なのですが、最近新しい古民家カフェが出来たそうで、お友達に誘われていってきました。
この鷺浦というところは小さな漁村なのですが、かつては北前船が係留される港だったそうで(航海の間に海が荒れた時などに湾に留めて海が収まるのを待ったそうです)、たしか「○○銀座」とよばれるぐらいにぎわっていたようです。遊郭もあった、とも聞いています。港町ですもんね、なんでもありですよね。
その町並がとてもいいんです。狭い通りに家が密集しているのですが、どこもきちんとしたおうちで、入り口には名字の他に門名もつけられていて、、、、ですが、私が前に行った時は夕方で、人っ子一人外にいなくて、中には明かりがついているのですが、、、なんだか「千とちひろ」状態でした。
カフェでおいしいおにぎりを食べた後、なぜだか船に乗る事に!わーい。 
ここには「碧の洞窟」があるのです、、、、絶対名所になりそう。「三日月湾戸」と呼ばれるところで洞窟になっています。入る前から海の色はまっさお!中は涼しく、上が少し開いているので光も入ってきます




それから、その洞窟に行くまでにある、柏島、通称権現島と呼ばれる島。これまたすごいです。小さなこぶみたいな島なのですが、神社があります。海の神様がまつられているそうです。左下ほう、えぐられていて、なんだかステージみたいです、、沖縄のせーふぁーうたきを思い出しました。この島の下から鳥居、さらにてっぺんまでずっと階段がついているのです!すごい、、、が、女人禁制とのことで、女子は上がれません。


乗せていただいたのは船乗りさんで、海産物加工もされているとか。ここは「あらめ」がたくさんとれるそうで、とてもおいしかったです。
多分、こんな方に「あらめ」の調理法、とか教えてもらったりする講座もあったら、ここ鷺浦1日観光コース組めそうな、魅力いっぱいのところでした。










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