2013年7月18日木曜日

夏の京都(7月15日)

 作品展、無事終わりました。最終日はたくさんの知った顔が来てくださってとても楽しい1日でした。ありがとうございました。
搬出もお手伝いにきてくれた方があって、なんとか1時間ちょいで終わりました。

そして次の日。

大好きな陶芸家 鈴木治先生の展覧会を見にいってきました!
たまたま作品展初日に大学の先生が来てくださって、「今、なんかおもしろいの、やってます?関西で」と聞くと、「そりゃ、鈴木治さんの展覧会でしょ」と教えてくださり。。
鈴木先生のまとまった作品の展覧会は見に行くのは2回目ですが、今回は京都近代美術館で、とのことでスペースも広いし、楽しみにしてました。

鈴木治先生は、京都の作家さんで、もうお亡くなりになって10年たちます。亡くなられた時、とっても衝撃だったのを覚えてます。私が習った宮永先生ともお友達で、「最後は九州の病院に移られ、(京都の作家仲間には)誰にも知らせず、ひっそり亡くなられた」と聞いたことがあります。なんとなく、まじめで穏やかな人、という印象を持っています。
鈴木治さんは、戦後の陶芸界に大きな動きをもたらした「走泥社」の一員。八木一夫さんや山田光さんなどと同じように活動されていたのですが、なんとなくその中にあってもマイペースで少しだけ、距離を置かれていたような、そんな印象です。
赤い土を塗った焼きしめの作品と青磁の作品がおもで、追求しつづけられた「かたち」とその題名がなんともぐっとくる、そんな作品です。
未発表作品も今回見ることが出来ました。

期間は8月25日まで。ぜひいってみてください。


 そして、鈴木治展をみたあと、祇園ムードの烏丸へ。初の「宵山」めぐってきました。
お友達のガイドで、かなりの山鉾みて歩きました。あちこちの山で売られている手ぬぐいなどのノベルティも魅力的!私は木賊山のこうもりてぬぐい買いました。

こんな感じで、鉾には上の部分の周りの飾る布が見所の一つ、いろいろ見て回って楽しかったです。

大阪では、東洋陶磁博物館でフィンランド デザイン。フィンランドのガラスの展覧会していました。ガラスはやっぱりきれいだなー。色の魅力にも考えさせられます。



こちらは、宵山での風景。それぞれの山鉾のそばでそのチームのグッズを売ってるのですが、売り子さんはこどもたち。「ろうそく、どーですかあーー」と京都弁で大声で叫んでます。小さい子たち、暑いのにがんばっててかわいいです。

と、関西を堪能して、荷物の詰まった車で夜中走って、島根に戻ってきました。

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